サーバーに適しているOS

サーバーはハードウエアの故障などを除き、構成を変えることなく運用されることが多くなります。そのため、OSについてもハードウエアが使えなくなる、もしくはリースアップなど更新されるまで使い続けたいと考えられることが多いです。一般的にはサーバーOSにLinuxが採用されることが多くなっていますが、長期運用を考えた場合にはディストリビューションの選択はとても難しくなります。多くのディストリビューションでは最新のアプリケーションを導入しようとしますのでどんどんOSのアップグレードを行う傾向があります。

しかし、アップグレードによってアプリケーションが更新されると設定が変わってしまうことも多く管理者にとって悩ましい問題が多くありました。そこで各ディストリビューションでは長期運用可能なバージョンを用意してきています。Ubuntuの場合はLTS版が長期運用対応版となっており、5年間のセキュリティアップデートが保証されています。サーバーの同一ハードでの運用は5年程度が多いので利用しやすいディストリビューションとして人気が出ています。

また、ハードウエアへの対応はとても良いディストリビューションでもあるので最新のハードウエアでも利用できるのも嬉しいところです。LTSの期間が終わった後はアップグレードのパスもあり、運用ポリシーに合わせて対応可能です。また、アップグレードは無償化されているので企業でも使いやすくなっています。

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